COMME des GARCONS HOMME "AD2004 Garment Washed Wool Tailored Jacket"

SOLD OUT

Brand : COMME des GARCONS HOMME
Item : AD2004 Garment Woshed
Wool Tailored Jacket
Color : Brown
Fabric : 100% Wool / Lining 100% Cupra
Size : S(国内M相当)
Condition : used
made in Japan

肩幅/SHOULDER WIDTH 44cm
身幅/WIDTH 50cm 着丈/LENGTH 70cm
袖丈/SLEEVE LENGTH 62cm
多少の誤差はご容赦ください

ギャルソンオム AD2004のテーラードジャケット
デザイナーが田口オムからジュンヤワタナベに変わった頃のシーズン

なんの変哲もないウールストライプの3Bジャケットですが、
ウール素材にはタブーと言われる製品洗いやブリーチ、ハードウォッシュを加える事によりウールストライプ生地に皺による色のコントラストや、縮みによるヨレやシワ感を無作為に生み奥行きのある風合いに仕上がっており縮絨加工を得意とするギャルソンのアイデンティティを感じるジャケットです。

裏地は総裏仕立ての両胸玉縁ポケット仕様
表の仕様は全てパッチポケットに袖口も切羽無しの飾りボタンというワークジャケットの様な簡素でカジュアルな仕立て

玉縁ポケットの綺麗なテーラリングジャケットでは無く、
上質なサマーウールストライプ生地を敢えてハードウォッシュしたファブリックには意図して武骨なワークなディテールを合わせるバランス感覚
メンズのテーラリングを知った上であえての破壊的なアプローチに「らしさ」を感じる一着

コンディション
表、裏地の色ムラは元々の加工になります。
15年以上の経年を鑑みても目立った傷や汚れはございません。

------COMME des GARCONS------
1969年 コムデギャルソン(Comme des Garçons)を立ち上げプレタポルテ、婦人服の製造・販売を開始
1973年 株式会社コムデギャルソンを設立
1975年 東京コレクションに初参加
1981年 パリコレクション初参加
ボディコンシャスな西洋のデザインとは全く異なる、直線的でノンセクシャルな初コレクションは、ボロ布のようだなど揶揄されたが、そのアバンギャルドな服作りは、パリのファッション界に大きな衝撃を与えた。
1982年 パリコレで伝説となったのほぼ黒のみのコレクションを発表。
パリ・オートクチュールを頂点とする世界のモード界を震撼させた川久保のオールブラック、穴あきニットは「黒の衝撃」と呼称された。
世界中のファッション・ジャーナリストが賛否両論書きたて「西洋の服への冒涜！」とする否定派と「新しい女性の生き方」「新しい美しさの提案」とする賛成派で、国際世論は真っ二つに割れた。
川久保の黒い穴あきセーターは、日本でも「カラス族」「ぼろルック」として流行した。

1997年 パリコレクションでは、体に不自然なコブを付けたライン（テーマ：ボディ ミーツ ドレス、ドレス ミーツ ボディ）を打ち出し、体と服の相互の束縛を解き放つという新しいコンセプトで、尖鋭的なデザイナーとしての地位を確立する
2012年 ファッション界のオスカー賞と称される、米「CFDA（Council of Fashion Designers of America）ファッション アワード（国際賞）」を受賞
2017年 ニューヨークのメトロポリタン美術館で「Rei Kawakubo／Comme des Garcons Art of the In-Between」展を開催。
存命のデザイナーがこのメトロポリタン美術館で展覧会を開いたのはイヴ・サンローラン（Yves Saint Laurent）に続き2回目である。
2019年 ファッション分野からの受賞は初となるイサム・ノグチ賞を受賞。

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