General Research "1997 Cotton Canvas Cargo Shorts"

Brand : General Research
Item : 1997 Cotton Canvas Cargo Shorts
Color : Taupe / L Beige
Fabric : 100% Cotton
Size : L (w32inc相当)

ウエスト 82cm 平置実寸
渡り35cm 股下 32cm 股上 27.5cm 裾幅 26cm
総丈56.5cm
多少の誤差はご容赦ください

1997年 初期のキャンバスカーゴショーツ

HERMESのエールバッグやガーデンパーティーなどの布製バッグに使用されているコットンキャンバス生地を採用した当モデル
こちらの他にも90s後半〜00s前半までの間、1st型 Gジャンや当店でも現在販売中のカバーオールなどのアイテムで継続して採用されており隠れた名作の多いシリーズです。
ヘビーなキャンバス素材

ベースとなるのはm-65カーゴパンツ
その為、カーゴポケット裏側に2本のコットンテープが付きます。
本来は止血や潜伏移動時にポケット内の荷物の動く音を抑える事を目的とひたディテールですが、
テクノパンツなどのようにベーシックなパンツにファッションとしての動きを生むディテールとなってます。
(ジャマな場合はポケット内側に収納する事も可能)

ウエストにサイドアジャスターベルト付き
サスペンダーループ付き
裾幅はドローコードで調整可能
左カーゴポケット内側にブランドネームのピス付き

また内側にはライナーパンツをつける為のボタンや、内コインポケットのディテールまで本家を忠実に再現しております。
履いていると見えない箇所ですが、その辺の無駄とも言える仕様をしっかりやる所にデザイナーのミリタリー、ワークウエアへのリスペクトを感じ付け焼き刃のミリタリー風アイテムとは一線を画すResearchの名前に相応しいアイテムです。

忠実に再現した上で生地を変えたり、ピスネームやプリント、デザインを施す事で本来制服や作業服であった物をファッションとしてのリアルクローズへアップデートするという手法が上手い小林氏らしく、当時の「裏原宿」らしさを感じます。

販売中の同生地カバーオールとは素材は同一ですがシーズンが違う為、色味は全てバラバラになります。
真夏以外はトップスにアウターや長袖アイテムを合わせたショーツスタイルにオススメ。

コンディション
目立った傷や汚れはございません。
25年近い経年を考慮すると比較的状態の良いアーカイブピースかと思います。

---------General Research---------
当時の皇太子妃の靴を手がけた靴職人の父親を持つデザイナーの小林節正はイタリアで靴職人としての修行をした後、1980年 「Zipper」のスタッフとして活動
1985年 フリーランスとしてタケオキクチなど複数のブランドで靴の製作を開始

1993年 シューズブランドSEttをスタート
その後アパレルブランド General Researchを始動

1999年 食肉のオブジェ、無機質な冷凍室の様な店内に、
英語と日本語による過激なメッセージをプリントしたアイテムを販売し、その商品は全て牛乳パックに入れ販売するというコンセプチュアルストア WIN A COW FREEをオープン
2002年 WIN A COW FREEがあった場所を利用し松浦弥太郎による書店COW BOOKS オープン

2006年 General Research名義でのブランドを終了

2007年 試作品を実際に山で着用し過ごしタウンユースとは違った利便性などを追求し素材決定やデザインを行う山暮らしをテーマとしたMOUNTAIN RESEARCHをスタート

その後デザイナー小林氏の興味のあるさまざまな分野の古着やプロダクトを蒐集し、徹底した研究によって生み出されるリサーチラインはMOUNTAIN RESEARCHを筆頭に、
NAVAL・RIDING EQUIPMENT・HUNTING JACKET・PRISONER SUIT・HORSE BLANKET・War Field Wearなど多岐に渡る
それらを……RESEARCHと総称し各シリーズより衣類からカトラリー、家具までを手掛ける

※こちらの商品は古着となりますので返品、交換の対応は致しかねます。ダメージや汚れ等を理由とした返品、交換も対応致しかねますのでご了承ください